<2023年6月のひとりごと>

私の陸上人生の礎は次の二冊の本との出会いにある。
一冊は、アーサー・リディアードの「リディアートのトレーニング方式」、
もう一冊はパーシー・セルッティの「チャンピョンへの道」である。

偶然にもこの二冊は1963年に発行されており、私は1968年、高校3年生の時に出会いを果たした。
若い選手は著者の名前すら知らないと思うが長距離やマラソンを志す選手に一読を勧めたい座右の書である。   

   

この2人のトレーニング・システムの本質を要約すれば、スピードの土台となるスタミナの創造である。
オークランドやポートシーのような練習環境には遠く及ばないが、都会にあって、大泉緑地や六甲山、
信州峰の原高原に練習拠点を追い求めるのは、この偉大なコーチ2人の影響である。

 

以上

 

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